教育方針 ~自立支援から社会還元まで~
発達障害専門学習特化型の
児童発達支援・放課後等デイサービス
Feed Forward Actionを基本方針とし、個々のニーズに応じた支援計画に沿って教育(療育)します
発達障害の特性を持つ子どものスペシャリスト!!
特別支援教育士がお子さまの個別の指導(支援)計画を
作成します
自尊感情を育てる
「出来ない」ことにばかり目を向けずに、「何が出来るんだろう」というポジティブな発想をしてみることが大切です。
誰もが知っている偉人の一人に、トーマス・エジソンがいます。彼は1300個もの発明をした発明王として有名ですが、Wikipediaによると異常なほどの知りたがり屋であったと言われており、数々の突拍子もない行動を起こしたエピソードを見ると、発達障害の傾向があったと思われます。幼少期のエジソンは「なぜ?」を連発する子供でした。「1+1=2」を習った時に、なぜ「1+1」が「2」になるのか、「1個の粘土と1個の粘土を合わせたら大きな1個の粘土になるのになぜ2個なの?」と先生を質問攻めにしたと言います。また好奇心旺盛でガチョウ小屋で卵を抱えて何時間も座っていたり、なぜ物が燃えるのか火をつけて自宅の納屋を全焼させたこともあったそうです。授業中に事あるごとに「なぜ?」を連発して先生を困らせていたエジソンは学校教育になじめず、小学校をたった3ヶ月で退学させられてしまいました。ですがこの時の母親の対応がエジソンを救います。そのまま社会からドロップアウトしてもおかしくないエジソンを母親は、①あるがままの彼を受け入れ、才能を信じ認めた。②得意分野を見極め、それに没頭出来る環境を整えた。③やりたくないことや苦手なことは無理にやらせず、好きなことだけを思う存分にやらせた。その結果、エジソンに自尊感情が育ったと思われます。その後エジソンが残した功績は、みなさんもご存知の通りです。
チュウヒでは細かく時間を決めての活動はしていません。集中している間は活動時間です。集中出来ない時は様々な角度からアプローチををして、興味や関心を引き出します。
二次障害を防ぐ
現在の日本教育において「みんなと同じことをする」ことは暗黙のルールになっています。特性や障害が見た目ではわかりにくいため、他の人が当たり前のように出来ることが出来ないといって叱責を受けたり、否定的な評価をされてしまったりします。また得意なことと不得意なこととの差が大きいため、出来ないことがあると本人の努力不足などと誤解されてしまうこともあります。その結果、同年代の子供たちから仲間はずれになる、からかわれる、学校の勉強についていけなくなるなど、生活の中で失敗や挫折を味わうことによって自信を失い、身体症状や精神症状に不調が生じ、不登校や引きこもり、暴言暴力、自傷行為、問題行動などに発展することがあります。このような二次的な問題が起きると、周囲から理解を得ることがますます難しくなり、一層ストレスが増大するという悪循環に陥ってしまいます。そのため出来るだけ早く子供の特性に気づいて、理解・支援をし、二次的な問題を最小限にとどめる必要があります。
二次障害は発達障害の傾向があるお子様だけに起こりうる問題ではありません。チュウヒでは積極的にカウンセリング時間を設け、ファミリーサポートの充実をはかり、ご家族全体を幅広く支援します。
才能を引き出す
母親をはじめとする身近な養育者の幼少期の対応が、子供に与える影響はとても大きいです。特に発達障害の傾向がある子供の特性のひとつに「集中」があります。自分が好きなことだけにエネルギーを集中的に使うからこそ、並外れた成果を出せることがあります。自閉症傾向な強いこだわりでエネルギーを注ぎ込み、注意欠如・多動症的な行動の多さを生産性へとつなげることが出来たなら、偉人と呼ばれるような人物になるかもしれません。言い換えれば、他の人から一歩抜きんでた領域にまで行き、そこで偉業を成し遂げるのは、発達障害ならではのこだわりと生産性といった特性があるからだと言えるのではないでしょうか。環境や条件などが整えば、その能力が出現することも考えられます。「ちょっと変わった人」が偉業を成し遂げるのではないでしょうか。しかしとても残念なことに、現在の一般的な学校教育の現場では、発達障害の傾向がある子供にとってその才能を生かしきれず、学習しづらく、生きにくさを感じてしまう現状があります。
チュウヒではその子に合った方法で勉強をし、興味のある分野を見つけ出せたら、、、それに全エネルギーを注げる環境を作ります。